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ステップファミリー

ステップファミリー

私達のような、どちらかが連れ子で再婚。

とか言う理由で、血のつながりのない親子が存在する家族を、ステップファミリーと呼ぶらしい。

なかなか・・いかした名前じゃんっ!(^v^)とも思う。でも、やっぱり『いろいろ、大変なんだろうな・・』て、イメージを持つ人は、たくさんいるんだろうな。

我が家のことを、軽く解説すると、
私が子連れで離婚して、樹里が5歳まで、いわゆるシングルマザーだった。
パパは、初婚。清く正しくのんびりと、42年間きたらしい・・
パパと樹里が、血縁のない親子。

良いのか悪いのか、私は樹里に事情をオープンにしてきているので、
産みの父親のことは全く覚えてはいないが、ママはその人とうまく行かなかったから離婚した。
うちは母子家庭だから何かと協力してがんばって生きていかなければならない。っていうことは、少なくとも頭では理解してくれていた。

だから、頭では、これから、ひろせにいちゃん『友達時代のパパの呼び名』が、パパになるんだ。ということも、説明して一応、ママが好きなら仕方がない。・・・と、承諾を得た。そこに、このたび花奏が産まれた。
という具合の組織である。

確かに、いろいろ考えた。なぜなら、すべて手に入れたのは私だけだから。最愛の娘。最愛の男性。
だから、これから私の描いているストーリーどおり、イメージどおりにいかないことも多々、巻き起こる。
ちゃんと全体を見て乗り越えていけるのだろうか・・・。

もし、私だったら樹里のように、母親が愛する人だからといって、悩みながらも受け止めることが出来ただろうか。
もし、私だったら彼のように、愛する人の子供だからといって、親となり愛していく決断ができただろうか・・・

娘を渡さなかったのも、彼と再婚したのも、単純に自分が幸せになりたかったから。
誰のためでもない。そのことで、彼や樹里と幸福感を共有できているならば、私は心からこれでよかったと思える。

あまり常識にとらわれたくない私でも、結婚して家族になったときから、『本当の家族』『本当の親子』という、答えは誰が決めるの?なんて屁理屈を言いたくなるようなことに、多少なりともとらわれる。
いろいろ、説明がつくようにしておいたほうが良いこともあるから・・・
本当の・・・っていうのは、「血縁」のことをさしている。
血のつながりなんて関係ないわ!!!って、よく言うけど。私は、そのことで熱くなるつもりはない。だって、関係あることも絶対たくさんある。

ただ、親子、家族のことで悩んだり、トラブルが生じたとき、問題の源はそこにはない。と、言いたい。

家族なんちゅうもんは、もっとシンプルなものだと思う。
要はメンバーみたいなものじゃないかな。身内、とか家族といっても、そのメンバーの質は名前や血縁ではなくて人間関係そのものだと思う。

だって、建前がそろっていても、人間関係がずさんであれば『本当の・・・』なんて意味わからん。ってことになる。

私と樹里、ふたりのメンバーにパパが加わってはじまった私たち。パパと樹里の

親子関係は家族になったからって、自然になっていくものではない。人としての関係、父と娘としてのけじめは、ケンカしながら、悩みながら、話し合ってルールを決めて作っていった。

それは、それぞれが尊重しあいながら向かい合うことでしか、作れない。他人以上に時間をかけて・・。
たとえば、パパは、我が家のボスであること。普通の生活が守られているのはパパのおかげ。でも、あとから加わった新入りでもある。これは、無視してはいけない。
私と樹里がどんな風にやってきたかを、たくさん語って教えてあげる。パパはちゃんと聞いてくれる。
樹里の言うことでも、知らないことは素直に聞く。新米だから。
『こういう時って、父はなにをするの?』なんて、聞きながら。でも、そこに彼の意見があれば、私は父の意見としてちゃんと聞く。そして、ボスの意見を優先する。樹里もだんだんに、それがわかってくる。
そして、私は妻であり、母であり、家事全般、健康管理、節約、子供の叱り役の部分を担当。2人は、たまに、『大変そうやね、ごくろうさん』と、声をかけてくれるので、がんばってしまう。
樹里は、子どもなので普通に甘えたり、時には叱られたりしながら楽しくすごしてくれればそれでいい。自分は守られて、愛されてあたりまえって思っていて欲しい。

家族って、人間関係のいちばん大切で、めんどくさい部分をフルに発揮する場だと思う。
ありがとう。 ごめんね。 お願いします。 とんでもない、喜んで。 愛してるよ。 お疲れ様。 がんばってね。
と、あたりまえに家庭の中で言える、質のいいファミリーでありたいと思う。

私はラッキーだった。ステップファミリーとしてスタートしたからこそ、じっくり考えて感じることができた。
自信をもって子供たちに伝えていきたい。

私は、『親しき仲にも礼儀あり』という言葉が大好き。
そして、家族とは?と聞かれたら、『最愛の他人』と、答えるでしょう。

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